DH_CLEAN(1) | Debhelper | DH_CLEAN(1) |
dh_clean - パッケージビルドディレクトリを消去する
dh_clean [debhelper オプション] [-k] [-d] [-Xitem] [path ...]
dh_clean
はパッケージビルド後に掃除をする役目の
debhelper コマンドです。
これはパッケージビルドディレクトリや、debian/files
を含むファイル、
他の debhelper
コマンドが残してしまったゴミファイルを取り除きます。
以下のような、Debian diff
に含まれてはならないようなありふれたファイルも
取り除きます。
#*# *~ DEADJOE *.orig *.rej *.SUMS TAGS .deps/* *.P *-stamp
このコマンドはビルドが完了後、掃除をするために "make clean" を実行しません。"make clean" を実行するような事がしたければ、dh_auto_clean(1) を利用してください。
dh_clean は debian/rules の clean ターゲットで実行される一番最後の debhelper コマンドであるべきです。
このファイル内で記載されているディレクトリは最後がスラッシュで終わる必要があります。これらのディレクトリ内の内容は同様に削除されます。
The option is removed in compat 12.
Note that directories passed as arguments must end with a trailing slash. Any content in these directories will be removed as well.
このプログラムは debhelper の一部です。
Joey Hess <joeyh@debian.org>
2019-02-23 | 12.1.1 |