DNSQUERY(1) | General Commands Manual | DNSQUERY(1) |
dnsquery
—
リゾルバを用いて
DNS に問い合わせる
dnsquery
[-n
nameserver] [-t
type] [-c
class] [-r
retry] [-p
period] [-d
]
[-s
] [-v
]
host
dnsquery
プログラムは、BIND
リゾルバのライブラリ呼び出しによって
ネームサーバとやりとりする一般的なインタフェースです。
本プログラムはオペコード
QUERY
によるネームサーバ問い合わせを
サポートしています。
本プログラムは、nstest,
nsquery, nslookup
のようなプログラムを
置き換えるあるいは補うものとして作成されました。
host と nameserver
以外の引数は大文字小文字を区別しません。
-n
nameserver-t
type大文字小文字どちらでも使用できます。(デフォルト: ANY )。
-c
class大文字小文字どちらでも使用できます。(デフォルト: IN )。
-r
retry-p
periodRES_TIMEOUT
)。-d
RES_DEBUG
ビットをセットします。(デフォルト:
デバッグ機能オフ)-s
RES_USEVC
ビットをセットします。(デフォルト:
UDP データグラム)-v
-s
”
と同じ意味です。リゾルバが問い合わせの回答に失敗し、デバッグ機能が有効になっていない場合、
dnsquery
は単に以下のようなメッセージを表示します:
Query failed (rc = 1): Unknown
host
リターンコードの値は h_errno から得ます。
Bryan Beecher
IN 以外のクラスを問い合わせると面白い結果が得られることがあります。 というのは、ネームサーバは普通、クラス IN のリソースレコードとして ルートネームサーバのリストだけしか持っていないからです。
本コマンドは、
inet_addr
()
を呼び出して
“-n
”
オプションが
正しいインターネットアドレスかどうかを判断します。
残念ながら、
inet_addr
()
は一部の(正しくない)アドレス(例えば
1.2.3.4.5)に
対してセグメンテーションフォールトを起こすことがあるようです。
March 10, 1990 | BSD 4 |