KILLALL(1) | User Commands | KILLALL(1) |
killall - プロセスを名前で指定して kill する
killall [-e,--exact]
[-g,--process-group] [-i,--interactive]
[-q,--quiet] [-v,--verbose]
[-w,--wait] [-V,--version]
[-s,--signal signal] [--] name ...
killall -l
killall -V,--version
killall は指定したコマンドを実行している全てのプロセスにシグナルを送る。 シグナルの指定がなければ SIGTERM を送る。
シグナルは名前 (例: -HUP) ででも番号 (例: -1) ででも指定できる。
コマンド名がスラッシュ (/) を含む場合は、 その指定したファイルを実行しているプロセスが (実行時の名前が違っていても) 選択される。
指定したコマンドのプロセスがひとつも kill されなければ killall は 0 以外のリターンコードを返す。 各コマンドに対応するプロセスがひとつでも kill されれば killall はゼロを返す。
killall プロセスは、決して自分自身を kill しない (しかし他の killall プロセスを kill するかもしれない)。
/proc proc ファイルシステムの場所
ファイルによる kill は、 実行ファイルがその実行中にオープン状態に置かれる場合にのみ有効である。 すなわち impure な実行ファイルをこの方法で選択することはできない。
Linux 以外のシステムでは killall name が望んだ動作をするとは限らないことに注意せよ。 特権ユーザでは特に注意すること。
killall -w は、スキャンとスキャンの間にプロセスが消え、 同じ PID の 別プロセスで置き換えられていても、 これを検知できない。
Werner Almesberger <Werner.Almesberger@epfl.ch> が psmisc の オリジナルのバージョンを書いた。 バージョン 20 からは、Craig Small <csmall@small.dropbear.id.au> が 責任者である。
March 25, 2001 | Linux |