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merge - 3 つのファイル併合
merge [ options ] file1 file2 file3
merge は、 file2 から file3 への全ての変更を file1 に併合します。 結果は普通 file1 に入ります。 merge は、原盤に対して別々に施した変更を併合するのに便利です。 file2 を原盤だとし、 file1 と file3 が file2 を変更したファイルとします。 この場合 merge は、両方の変更を併合します。
file1 と file3 の両方に共通の行集合の内容が異なっている時、衝突が起こります。 衝突が見付かった場合、通常 merge は、警告および <<<<<<< と >>>>>>> とで括った衝突を表す行を出力します。 典型的な衝突は以下のようなものです。
<<<<<<< file A lines in file A ======= lines in file B >>>>>>> file B
衝突がある場合、ユーザは結果を編集して必要無い方を消去しなければ なりません。
衝突が無い場合には、 0 で終了します。 1 で終了した場合はいくつかの衝突があり、 2 は何か問題がおこったことを あらわします。
Author: Walter F. Tichy.
Manual Page Revision: 1.6; Release Date: 1999/08/27.
Copyright © 1982, 1988, 1989 Walter F. Tichy.
Copyright © 1990, 1991, 1992, 1993, 1994, 1995 Paul Eggert.
テキストファイルの様に、バイナリファイルを併合することは、 普通できません。 しかし、 merge は何がなんでも行おうとします。
1999/08/27 | GNU |