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whereis - コマンドのバイナリ・ソース・man ページの場所を示す
whereis [ -bmsu ] [ -BMS directory... -f ] filename ...
whereis は指定したファイルのソース・バイナリ・man ページセクションの場所を示す。 与えられた名前は、最初に始めのパス名の部分が取り除かれ、次に .c のような .ext という形式の拡張子が取り除かれる。 ソースコード管理に使われている s. というプレフィックスがついたファイルも表示される。 whereis は、標準的な Linux ファイル階層中で指定したプログラムを探す。
/usr/bin にあるファイルから /usr/man/man1 に man ページがなく /usr/src にソースがあるようなもの探す。
example% cd /usr/bin example% whereis -u -M /usr/man/man1 -S /usr/src -f *
whereis は実行を速くするために chdir(2V) を使うので、 -M, -S, -B に指定するパス名はフルパスでなければならない; つまりパス名は `/' で始まっていなければならない。
whereis はハードコードされたパスを持っているので、 探しているものとは違うものが見つかるかもしれない。
8 May 1994 |