calibre-debug - calibre-debug
Calibre
デバッグ用に有用なコマンドラインインタフェイス。
オプションなしで実行すると内蔵のPythonインタプリタを起動します。
ここからCalibreのGUI、ビューア、エディタをデバッグモードで起動できます。
また、フォントのサブセットや電子書籍の差分比較ツールなど、コマンドラインツールにない
ちょっとしたインターフェイスが含まれています。
スタンドアロンスクリプトを実行するには、calibre-debug
を使用します。使い方はこちら:
calibre-debug myscript.py --
--option1 --option2 file1 file2 ...
”--”
の後に付けるとスクリプトに渡します。
スペースを含む引数を
calibre-debug
に渡す場合には、クォーテーションマークでくくってください。例:
"/some path/with spaces"
- --diff
- 差分ツールを実行。例:
calibre-debug --diff file1 file2
- --explode-book,
-x
- 指定されたディレクトリに本を分解。
使用例: -x file.epub output_dir
本をHTMLファイルと書誌情報のまとまりとしてエクスポートし、標準的なHTML編集ツールで編集できるようにします。EPUB,
AZW3, HTMLZ, DOCX
に利用可能です。
- --export-all-calibre-data
- すべてのデータ(本・設定・プラグイン)をエクスポート。通常は、エクスポート先のディレクトリとエクスポートするライブラリを指定する必要があります。コマンドラインから指定することにより、聞かれなくすることも可能です。ディレクトリとライブラリは絶対パスで指定してください。「all」と指定するとすべてのライブラリをエクスポートします。
- --gui, -g
- GUIをデバッグモードで実行。デバッグの出力はstdoutとstderrに出力されます。
- --gui-debug
- デバッグコンソールでGUIを実行し、指定されたpathにログを記録。内部での使用に限定し、GUIをデバッグモードで実行するには
-g
オプションを使用してください。
- --implode-book,
-i
- 分解された本を連結。
使用例: -i output_dir file.epub :option:
`
--explode-book`により分割されたファイルの置かれた
output_dir
を読み込んで連結し、本にします。必ず分割したときと同じファイルタイプを指定してください。
- --run-plugin, -r
- コマンドラインインタフェースを提供するプラグインを実行。例:
calibre-debug -r "Add Books" -- file1
--option1 --
以降にあるものは、すべてプラグインに引数として渡されます。