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gethostname, sethostname - ホスト名の取得・設定をする
#include <unistd.h>
int gethostname(char *name, size_t
len);
int sethostname(const char *name, size_t
len);
glibc
向けの機能検査マクロの要件
(feature_test_macros(7) 参照):
gethostname():
これらのシステムコールは、現在のプロセッサのホスト名を取得・変更するために 使用される。
sethostname() は、ホスト名を、文字配列 name で指定された値に設定する。 引き数 len には、 name のバイト数を指定する (そのため、 name では文字列終端のヌルバイトは必要ない)。
gethostname() は、NULL 終端されたホスト名を、 len バイトの長さの文字配列 name に格納して返す。ヌル終端されたホスト名が格納先のバッファーよりも長い場合は、 ホスト名は切り詰められ、エラーは返されない (下記の「注意」の節を参照)。 POSIX.1-2001 では、結果の切り詰めが発生した場合に、 返されたバッファーに終端のヌルバイトが含まれているかどうかは 規定されていない。
成功した場合は 0 が返される。エラーの場合は -1 が返され、 errno が適切に設定される。
SVr4, 4.4BSD (これらのインターフェースは 4.2BSD で初めて登場した)。 POSIX.1-2001 では gethostname() については規定しているが、 sethostname() は規定していない。
SUSv2 では「ホスト名が 255 バイトに制限される」ことを保証している。 POSIX.1-2001 では「ホスト名 (終端のヌルバイトは含まない) が HOST_NAME_MAX バイトに制限される」ことを保証している。 Linux では、 HOST_NAME_MAX は 64 に定義されており、 Linux 1.0 以降ではこれが上限となってきた (もっと古いカーネルでは 8 バイトの上限が適用されていた)。
GNU C ライブラリは、 gethostname() システムコールを利用していない。その代わり、 gethostname() をライブラリ関数として実装しており、 この関数は uname(2) を呼び出し、 uname(2) が返した nodename フィールド (の最大 len バイト) を name にコピーする。 コピーを行った際に、この関数は nodename の長さが len 以上かの確認を行い、 len 以上の場合には -1 を返し、 errno に ENAMETOOLONG を設定する。 この場合、返された name には終端のヌルバイトは含まれない。
バージョン 2.2 より前の glibc では、 nodename の長さが len 以上の場合の扱いが異なる; len 以上の場合には、 name には何もコピーせず、関数は -1 を返し、 errno に ENAMETOOLONG を設定する。
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2014-08-19 | Linux |