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SQRT(3) Linux Programmer's Manual SQRT(3)

名前

sqrt, sqrtf, sqrtl - 平方根関数

書式

#include <math.h>

double sqrt(double x);

float sqrtf(float x);
long double sqrtl(long double x);

-lm でリンクする。


glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

sqrtf(), sqrtl():

_BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 600 || _ISOC99_SOURCE || _POSIX_C_SOURCE >= 200112L;
or cc -std=c99

説明

sqrt() 関数は x の平方根のうち負でない方の値を返す。

返り値

成功すると、これらの関数は x の平方根を返す。

x が NaN の場合、NaN が返される。

x が +0 (-0) の場合、+0 (-0) が返される。

x が正の無限大の場合、正の無限大が返される。

x が 0 未満の場合、領域エラー (domain error) が発生し、 NaN が返される。

エラー

これらの関数を呼び出した際にエラーが発生したかの判定方法についての情報は math_error(7) を参照のこと。

以下のエラーが発生する可能性がある。

領域エラー (domain error): x が 0 未満
errnoEDOM が設定される。 不正 (invalid) 浮動小数点例外 (FE_INVALID) が上がる。

準拠

C99, POSIX.1-2001. double 版の関数は SVr4, 4.3BSD, C89 にも準拠している。

関連項目

cbrt(3), csqrt(3), hypot(3)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

2010-09-20