WCSDUP(3) | Linux Programmer's Manual | WCSDUP(3) |
wcsdup - ワイド文字文字列を複製する
#include <wchar.h> wchar_t *wcsdup(const wchar_t *s);
glibc
向けの機能検査マクロの要件
(feature_test_macros(7) 参照):
wcsdup():
wcsdup() 関数は、 strdup(3) 関数のワイド文字版である。 この関数はポインター s が指し示すワイド文字文字列の複製を 新しい領域に割り当てて返す。
新しいワイド文字文字列のためのメモリーは malloc(3) を使って割り当てられる。 この領域は free(3) を使って解放すべきである。
成功すると、 wcsdup() 関数は、新しいワイド文字文字列へのポインターを返す。 エラーの場合、 -1 が返り、 errno にエラーの原因を示す値が設定される。
POSIX.1-2008. この関数は POSIX.1-2001 では規定されていないが、 Linux 以外の他のシステムで広く利用可能である。
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2013-04-19 | GNU |