FORTUNE(6) | Games Manual | FORTUNE(6) |
fortune
—
おもしろくためになる格言を無作為に表示する
[-aDefilosw
] [-m
pattern] [[N%]
file/dir/all]
fortune
を引数なしで実行すると、無作為に選んだ格言を一つ表示します。
格言はいくつかの種類に分類されていて、それぞれの分類はさらに、
耳に痛いものとそうでないものとに分けられています。
オプションを以下に示します:
-a
-o
オプションを参照してください)。-D
-e
-f
-l
-m
-o
-o
オプションの使用を止めるはずですよね)。-s
-i
-m
オプションで指定された
(正規表現の)
パターンについて、
大文字小文字の別を無視します。-w
別の格言集の使用を指定することができます。この指定では、 特定のファイル、1 つ以上のファイルを含むディレクトリ、 もしくは標準データベース全てを使用するという all という特殊語のいずれかを指定可能です。 これらの前にはパーセンテージを付けることが可能です。 パーセンテージは、0 以上 100 以下の数字 N に % を続けたものです。 パーセンテージを指定した場合、ある格言が N パーセントの確率でそのファイルあるいはディレクトリから選択されます。 パーセントの合計が 100 に満たず、パーセント無しの指定がある場合、 残りのパーセントが、パーセント無しのファイルとディレクトリに割当てられます。 この場合、パーセント無しのものが選択される確率は、これらのサイズに依存します。
例として、2 個のデータベース funny と not-funny とを用います。この時 funny が 2 倍の大きさとするならば、
fortune funny not-funny
と指示すると 3 回に 2 回の割合で funny から選択されます。 コマンドを
fortune 90% funny 10% not-funny
のように指定すると
90 % を funny
から選び出します
(この場合残りが 10%
であることが明らかなので
“10% not-funny”
は不要です)。 -e
オプションを指定すると、全てのファイルから均等に選び出します;
すなわち
fortune -e
とするのは
fortune 50% funny 50% not-funny
と指定するのと同等です。
April 19, 1994 | Debian |