WCSNCMP(3) | Linux Programmer's Manual | WCSNCMP(3) |
wcsncmp - 2 つの固定長ワイド文字文字列を比較する
#include <wchar.h>
int wcsncmp(const wchar_t *s1, const wchar_t *s2, size_t n);
wcsncmp() 関数は、 strncmp(3) 関数に対応するワイド文字関数である。 この関数は、s1 が指すワイド文字文字列と s2 が指すワイド文 字文字列を比較するが、最大でも先頭のワイド文字 n 個までしか比較 しない。またいずれかの文字列にヌルワイド文字 (L'\0') が現れたら、 比較はその位置で終了する。
wcsncmp() 関数は、s1 と s2 がそれぞれ指す文字列を n 文字に収まるように切り詰めたものが等しければ 0 を返す。 この関数は、異なる文字が最初に現われた位置 i (i < n) において、その位置にある文字 s1[i] が s2[i] より大きければ 正の値を返す。異なる文字が最初に現われた位置 i (i < n) において、その位置にある文字 s1[i] が s2[i] より小さければ 負の値を返す。
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース | 属性 | 値 |
wcsncmp() | Thread safety | MT-Safe |
POSIX.1-2001, POSIX.1-2008, C99.
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2019-03-06 | GNU |