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apmsleep - サスペンド/スタンバイモードに入り、後で復帰する
apmsleep [-sSnwhVd] [--suspend] [--standby] [--noapm] [--wait] [--help] [--version] [--debug] [+]hh:mm
コンピュータの中には (特にラップトップには)、 リアルタイムクロック (RTC) を用いて 低電力サスペンドモードから DRAM モードに復帰できるタイプのものがある。 apmsleep を使うと、RTC の「目覚まし時刻」を設定してから システムをサスペンドモード・スタンバイモードにすることができる。 RTC からの割り込みがあると、コンピュータは目を覚ます。 このプログラムは、カーネル時刻の不連続な変化 (leap) を待つことによってこのイベントを検知し、成功を返して終了する。 一分以内に時刻の leap がなかったり、何かまずいことがおこったら、 0 以外の値を返して終了する。
復帰時刻の指定には 2 つの形式がある。
+hh:mm は現在の時刻からの相対的なオフセットを指定する。 コンピュータが復帰するまでには、 hh 時間と mm 分に加えて何秒かが必要となる。
hh:mm は復帰時刻を 24 時間フォーマットのローカル時刻で指定する。 RTC に保存されているのが GMT かそうでないかは気にしなくてよい。 TZ 環境変数でタイムゾーンを変更していても良い。 夏時間はこのバージョンでは考慮していないが、将来は対応する予定である。
apmsleep はどのイベントがサスペンド状態を終了させたかを検知できない。 可能性のあるものは、キーボード・マウスへの入力、モデムへの着信、 RTC からのアラーム、その他あらゆる割り込み、など。
このプログラムは Winbook XL ラップトップ (Pentium) でしかテストされていない。 あなたのハードウェアでは動作しないかもしれない。
このプログラムは Peter Englmaier (ppe@pa.uky.edu) によって書かれ、 GNU 一般公共使用許諾のもとで自由に再配布できる。 このコードは Paul Gortmacher の RTC テスト/例示プログラムを元にしている。 このプログラムは「完全に無保証」である。現在の管理者は Peter Englmaier である。
sleep in APM suspend/standby mode | APM |