COL(1) | General Commands Manual | COL(1) |
col
—
入力中にある逆改行コードを処理するフィルタ
col
[-bfpx
]
[-l
num]
col
は、逆方向への改行および半改行を取り除き、
通常の改行方向だけで出力可能なものに変換する。
同時に、可能な限り空白文字部分をタブに置き換える処理をする。
これは、 nroff(1) や
tbl(1)
の出力を処理するのに役立つ。
col
は、データを標準入力から読み込み、標準出力に書き出す。
オプションとしては以下のものがある:
-b
-f
-p
col
は、以下に挙げるような認識・解釈できる
コントロール文字でなければ、その文字を入力から取り除く。-x
-l
numcol
が認識する復帰動作のためのコントロール文字と、
その文字の 10
進数での値を以下の表に示す:
col が認識できないコントロール文字およびエスケープシーケンスは削除される。
col
は文字列を読み込みながら追って行き、
出力する際に正しいかを確認する。
すでに出力してしまった行を超えて戻るような逆改行の処理が入った場合、
col
は警告メッセージを表示する。
col
ユーティリティは Single UNIX
Specification, Version 2 に従う。
-l
オプションは、この規格を拡張したものである。
col
コマンドは Version 6 AT&T UNIX
から登場した。
June 17, 1991 | Debian |