名前
grub-fstest - GRUB
ファイルシステムドライバーに対するデバッグツール
書式
grub-fstest [OPTION...] IMAGE_PATH
COMMANDS
説明
ファイルシステムドライバーに対するデバッグツール。
- コマンド
- blocklist
FILE
- FILE
のブロックリストを表示します。
- cat FILE
- FILE
を標準出力へコピーします。
- cmp FILE LOCAL
- FILE
とローカルファイル
LOCAL を比較します。
- cp FILE LOCAL
- FILE
をローカルファイル
LOCAL
にコピーします。
- crc FILE
- FILE の crc32
チェックサムを取得します。
- hex FILE
- FILE の内容を 16
進数で表示します。
- ls PATH
- PATH
内のファイルを一覧表示します。
- xnu_uuid
DEVICE
- デバイスの XNU UUID
を計算します。
- -c,
--diskcount=NUM
- 入力ファイル数を指定します。
- -C, --crypto
- 暗号化デバイスをマウントします。
- -d,
--debug=STRING
- デバッグ環境変数を設定します。
- -K,
--zfs-key=FILE|prompt
- zfs
暗号鍵をロードします。
- -n,
--length=NUM
- 出力ファイル内の N
バイトを扱います。
- -r,
--root=DEVICE_NAME
- ルートデバイスを設定します。
- -s,
--skip=NUM
- 出力ファイルから N
バイト分スキップします。
- -u,
--uncompress
- 圧縮データを伸長します。
- -v, --verbose
- 詳細メッセージ表示を行います。
- -?, --help
- ヘルプ一覧を表示します。
- --usage
- 簡単な使用方法を表示します。
- -V, --version
- プログラムバージョンを表示します。
ロングオプションにおいて必須の引数または任意の引数になっているものは、
ショートオプションにおいても同じく必須または任意です。
関連項目
grub-probe(8)
grub-fstest
の完全なドキュメントは
Texinfo
マニュアルとしてメンテナンスされています。info
と grub-fstest
の両プログラムが適切にインストールされていれば、以下のコマンド
- info grub-fstest
を実行して完全なマニュアルを参照できます。