TFTP(1) | General Commands Manual | TFTP(1) |
tftp
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簡単なファイル転送プログラム
tftp
[host]
tftp
は、Internet TFTP
(Trivial File Transfer Protocol,
簡易ファイル転送プロトコル)
の
ユーザーインターフェースである。
このプログラムにより、ユーザーはリモートマシンと相互にファイルを転送できる。
リモートホスト
host
をコマンドラインから指定できる。
この場合、 tftp
は host
をこれ以後のファイル転送のデフォルトホストとして使う
(以下の connect
コマンドを参照すること)。
tftp
を起動すると、プロンプト
を表示して、以下のコマンドを認識する。
?
command-name ...ascii
binary
connect
host-name [port]connect
コマンドは、実際に接続を確立するのではなく、
単にどのホストが転送に使われるのかを記憶するだけである。
ユーザーは connect
コマンドを使う必要はなく、
リモートホストは
get
や put
コマンドを使うときに指定できる。
get
filenameget
remotename localnameget
file1 file2 ... fileNmode
transfer-modeput
fileput
localfile remotefileput
file1 file2 ... fileN remote-directoryquit
tftp
を終了する。 end of file
でも終了する。
rexmt
retransmission-timeoutstatus
timeout
total-transmission-timeouttrace
verbose
TFTP プロトコルには、ユーザーログインや認証がないので、 リモートサイトには何らかのファイルアクセス制限が 適切に設定されている場合がある。 詳しい方法はサイト毎に異なるので、ここでは記述しきれない。
tftp
コマンドは 4.3BSD
で登場した。
この man ページの翻訳にあたり、 FreeBSD jpman project <http://www.jp.freebsd.org/man-jp/> による翻訳を参考にさせていただいた。
August 15, 1999 | Linux NetKit (0.17) |