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tr - 文字の変換や削除を行う
tr [OPTION]... SET1 [SET2]
標準入力から読み込んだ文字を置換、切り詰め、削除し、標準出力に書き込みます。
SET は文字列によって指定します。多くの場合その文字自身を表現します。 解釈のされ方は以下の通りです:
置換が行われるのは、 -d が指定されず、 SET1 および SET2 の両方が指定された場合です。 -t は置換の時のみ使用されます。SET2 は必要に応じて SET1 の長さまで 拡張されます。その場合は SET1 の最後の文字が使用されます。 SET2 の SET1 より長い部分の文字は無視されます。 [:lower:] と [:upper:] の場合のみ、昇順で拡張されることが保証されます。 置換時に SET2 で [:lower:] と [:upper:] を使用できるのは、 大文字・小文字の変換を行うように対で使用する場合だけです。 指定する時のみに組み合わせとして使用されます。 -s では最後に指定された SET が置換に使用され、 -s は置換と削除が行われた後に行われます。
GNU coreutils のオンラインヘルプ: <https://www.gnu.org/software/coreutils/> 翻訳に関するバグは <https://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 詳細な文書 <https://www.gnu.org/software/coreutils/tr> (ローカルでは info '(coreutils) tr invocation' で参照可能)。
作者 Jim Meyering。
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ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later
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tr の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および tr のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。
2021年5月 | GNU coreutils |