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GETDTABLESIZE(2) Linux Programmer's Manual GETDTABLESIZE(2)

名前

getdtablesize - ディスクリプタ・テーブルのサイズを取得する

書式

#include <unistd.h>

int getdtablesize(void);


glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

getdtablesize():

_BSD_SOURCE ||

!(_POSIX_C_SOURCE >= 200112L || _XOPEN_SOURCE >= 600)

glibc 2.12 より前: _BSD_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 500 || _XOPEN_SOURCE && _XOPEN_SOURCE_EXTENDED

説明

getdtablesize() は 1 つのプロセスのオープンできるファイル数の最大値を返す。 返り値はファイルディスクリプタの取り得る最大値より 1 大きい値である。

返り値

プロセス毎にオープンできるファイル数の現在の制限値。

エラー

Linux では、 getdtablesize() は getrlimit(2) で説明されているエラーを返すことがある。 下記の「注意」を参照のこと。

準拠

SVr4, 4.4BSD (getdtablesize() 関数は 4.2BSD で最初に現われた)。 これは POSIX.1-2001 で規定されていないので、 移植性のあるアプリケーションはこの呼び出しの代わりに sysconf(_SC_OPEN_MAX) を使うべきである。

注意

getdtablesize() は libc のライブラリ関数として実装されている。glibc 版は getrlimit(2) を呼び出して、現在の RLIMIT_NOFILE を返す。 呼び出しに失敗した場合は OPEN_MAX を返す。 libc4 と libc5 では OPEN_MAX (Linux 0.98.4 以降では 256 に設定されている) を返す。

関連項目

close(2), dup(2), getrlimit(2), open(2)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.41 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

2010-09-20 Linux