PUTWCHAR(3) | Linux Programmer's Manual | PUTWCHAR(3) |
putwchar - ワイド文字を標準出力へ書き出す
#include <wchar.h> wint_t putwchar(wchar_t wc);
putwchar() 関数は putchar() のワイド文字版である。 この関数は wc を stdout へと書き出す。ferror(stdout) が 真ならば WEOF を返す。ワイド文字の変換に失敗した場合には errno に EILSEQ を設定して WEOF を返す。それ以外の場合は wc を返す。
これらの処理を停止せずに行いたいときは、 unlocked_stdio(3) を参照のこと。
エラーが起きなかった場合、 putwchar() 関数は wc を返す。 エラーが起きた場合は WEOF を返す。
C99.
putwchar() の動作は現在のロケールの LC_CTYPE カテゴリーに依存している。
putwchar() が実際にはワイド文字 wc と等価なマルチバイト文字を 書き出すことを期待してもよい。
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
1999-07-25 | GNU |