FPATHCONF(3) | Linux Programmer's Manual | FPATHCONF(3) |
fpathconf, pathconf - ファイルの設定値を取得する
#include <unistd.h> long fpathconf(int fd, int name);
long pathconf(const char *path, int name);
fpathconf() はオープンされているファイルディスクリプター fd に対して設定されているオプション name の値を取得する。
pathconf() はファイル名 path に対して設定されているオプション name の値を取得する。
対応するマクロのうち <unistd.h> で定義されているものは最小値である。アプリケーションによってはこれらの 値を変更してより有利な動作を行おうとするものがある。この場合でも fpathconf() または pathconf() は呼び出すことができる。この場合はより大きな値が返ることになろう。
name を以下の定数のどれかにすると、対応する設定オプションが返される。
(存在していれば) 制限値が返される。要求されたリソースへのシステムの制 限が存在していなければ -1 が返され、 errno は変更されない。エラーが起こった場合には -1 が返され、 errno がエラーに対応した値に設定される。
POSIX.1-2001.
name に _PC_NAME_MAX を入れて返された値よりも長いファイル名を持つファイルが、与えられたディ レクトリに存在するかもしれない。
いくつかの返り値はとても大きくなることがある。これらを使って メモリーの割り当てを行うのは適当ではない。
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2014-05-28 | GNU |